【生田斗真が恋する吸血鬼に】WEST・神山智洋も大健闘!

宮藤官九郎さん作、いのうえひでのり演出の劇団☆新感線最新作『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』が10月19日、大阪のフェスティバルホールで開幕しました。

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Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~

(以下、Yahoo!ニュースより引用)

平安時代の吸血鬼(生田斗真)がビジュアル系バンドのヴォーカリストとして現代に蘇り、愛するかぐや姫の生まれ変わりを探し求める時空を超えた物語。

体操競技の床に例えるなら、助走して捻って回って踏み切って、パーンと空中で大技を決めた瞬間パカッと「どこでもドア」が開き、着地後にはまったく別世界が広がっていた、というような。

文字通り予測不可能な展開なのだ。物語は海外のB級ホラー、特撮、SF、時代劇、Vシネマ、純愛…など複数の映画をザッピングしながら、同時にテレビやCMもチェックするような感覚。

「帰ってきたぜ、オオサカー!」の掛け声に、観客も総立ちで応える音楽フェスタイムまで盛り込まれ、盆と正月をいっぺんに味わうような気分。

そんな縦横無尽な脚本を舞台化したいのうえ演出は、まるでマジックでも見るようで。

映像や照明、舞台装置を効果的に駆使し、ダイナミックに観客を劇世界へと誘っていく。

芸達者な劇団員らは、宮藤の視点でより灰汁を煮詰めたようなキャラ付けが一周回って新鮮にも感じられ、何より豪華ゲスト陣が破天荒な役柄を存分に楽しんでいる様子が一層お祭りムードを盛り上げる。

効果音に合わせ変顔も厭わない生田だが、ここぞの場面では、心底かっこいい!と見惚れてしまう、人目を惹く美貌は本物。ヒロインの小池栄子は、人知を越えた役柄を体当たりで演じる、硬軟自在な手数の多さに舌を巻く。

同じく、カメレオン的活躍で複雑な設定と役柄に説得力を持たせる中村倫也。

妖艶さを湛えた視線で観客の心を射抜き、抜群の演技力で物語を牽引していく、もう一人の主役と呼びたい存在だ。

さらに、妖しくもキュートな魅力でファンタジー要素を担う篠井英介。

地元関西が生んだアイドルグループ、ジャニーズWESTの神ちゃんこと神山智洋は、劇団初参加にして大健闘。

登場の度に爆笑をさらい、本領発揮のダンスも披露。限られた場面にもばっちり爪痕を残している。

かくして、見所満載の物語は、劇的な幕切れを迎える。

今こそ「千年前から愛してる」の告白が、深く切なく胸に突き刺さる。

愛を語る男女の声、視線、佇まい、そしてあの決着の付け方――。

いのうえ美学が結実したシビれるほどの光景に、万雷の拍手が沸き起こった。

公演は、10月31日(月)まで大阪・フェスティバルホールにて上演中。チケットぴあWEBサイトでは、当日引換券を発売中(※受付は先着順)。

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